3d survey
三次元測量
三次元測量は、国土交通省が2016年度から推し進めている施策「i-Construction」の一つ、「ICTの全面的な活用」に取り上げられていて、地形や構造物などの計測対象物の寸法情報を、専用器械によって三次元的に計測する測量方法です。
この技術によって、調査日数の削減や、地形・構造物の正確な形状の取得、三次元データの作成、そしてICT建機による施工が可能となります。また、三次元データによって地形や構造物を視覚的に捉えやすくなり、結果として、現在の状況や出来上がりの様子をよりイメージしやすくなります。今話題のメタバースなどへの活用により、今後は三次元データがますます身近なものになることでしょう。
- サービス概要
- 保有設備
- 測量実績
UAV(ドローン)測量
UAV(ドローン)測量には、搭載する機種に応じて種類があります。これらはそれぞれにメリット、デメリットがありますので現場状況に応じて使い分ける必要があります。
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UAV写真測量
UAVに搭載したカメラで撮影を行い、それらを合成することで三次元データを取得します。安価で迅速に地形を取得することができる一方、樹木や草木で地表面が覆われている場合は、正確な地形データの取得はできません。
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UAVレーザー測量
UAVに搭載したレーザースキャナにより、地形の三次元データを取得します。UAV写真測量と違い、樹木や草木で覆われていても正確な地形データを取得することができますが、費用が高額になります。
地上レーザー測量
地上レーザー測量は、地上からアプローチする三次元測量です。UAV測量による空中からは見えない箇所や小型構造物の寸法情報を取得するのに向いています。座標系をUAV測量と合わせることでデータの合成も可能となり、これらを組み合わせて使用することで、現場の全てをデータ化することが可能となります。
一方で、レーザースキャナが高額なため、UAV(ドローン)測量に比べて費用はやや高額になります。
保有設備
インスパイア2 × 1機
マトリス300 × 1機
ドローンカメラ × 1台
ドローンレーザー × 1台
FARO × 1台